【世界腎臓デー企画第一弾】

「どういう人が腎臓病になるの?」運動との関係も解説

腎臓病は 自覚症状が出にくい 病気で、気づいたときには進行していることが多いのが特徴です。では、どのような人が腎臓病になりやすいのでしょうか? また、運動は腎臓の健康に良い影響を与えるのでしょうか?

本記事では、腎臓病になりやすい人の特徴、原因、予防策、そして 運動と腎機能の関係 について最新の研究をもとに詳しく解説します!


目次 🔍

1.腎臓病になりやすい人の特徴

2.運動は腎臓に良い?最新研究が示す影響

3.運動とCKDリスク:128万人を対象としたメタ分析

4.どんな運動が腎臓に良いのか?

5.まとめ


 

1.🔍 腎臓病になりやすい人の特徴

1. 糖尿病や高血圧の人

腎臓病の最大の原因は糖尿病高血圧 です。

  • 糖尿病によって血糖値が高い状態が続くと、腎臓の毛細血管が傷つきやすくなります。
  • 高血圧が続くと腎臓に負担がかかり、腎機能が低下します。

2. 塩分の多い食事をする人

塩分の摂りすぎは 高血圧 を引き起こし、結果的に腎臓に悪影響を及ぼします。特に、

  • 加工食品や外食 が多い人
  • 味の濃い食事 が好きな人

は注意が必要です。

3. 水分摂取が少ない人

水分が不足すると、腎臓が十分に働けず 老廃物が体に溜まりやすく なります。

  • 日常的に水をあまり飲まない人
  • 暑い日でも水分補給を怠る人

は腎臓への負担が大きくなります。

4. 喫煙・飲酒をする人

  • 喫煙は 腎臓の血管を傷つけるため、腎機能の低下を早めます。
  • アルコールの過剰摂取脱水症状を引き起こし、腎臓に負担をかけます。

5. 肥満の人

肥満は糖尿病や高血圧のリスクを高め、それが腎臓病の原因になります。
特に内臓脂肪が多い人は要注意です。

6. 遺伝的に腎臓病になりやすい人

家族に腎臓病の人がいる 場合、遺伝的にリスクが高い可能性があります。その場合は特に 生活習慣に気をつける必要があります。

7. 薬を頻繁に飲む人

  • 痛み止め(NSAIDs一部の抗生物質を長期間使用すると、腎臓に負担がかかることがあります。
  • 必要以上に薬を服用しないようにしましょう。

2.🏃 運動は腎臓に良い?最新研究が示す影響

💡 運動が腎機能に与える影響

運動が腎臓に与える主な影響は以下の通りです。

腎機能の改善eGFRの上昇、血清クレアチニンの低下)
炎症・酸化ストレスの軽減AMPK経路の活性化による腎保護作用)
腎血管機能の改善(動脈硬化の抑制、血流増加)
生活習慣病の管理(肥満・糖尿病・高血圧はCKDの主要なリスク因子)

運動を習慣化することで、腎臓の健康維持につながる可能性があります。


3.📊 運動とCKDリスク:128万人を対象としたメタ分析

📌 研究概要

研究名: Physical activity and risk of chronic kidney disease: systematic review and meta-analysis of 12 cohort studies
対象者: 12のコホート研究(総参加者数 1,281,727名)

この研究では、「運動量が多い人ほどCKDのリスクが低いのか?」を調査しました。

🔍 結果:運動量が多いとCKDリスクが9%低下

最も運動量が多い人は、最も少ない人と比べて CKDリスクが9%低下RR 0.91, 95%信頼区間 0.85–0.97)。

注意点

  • 筋トレだけではなく、ウォーキングや日常活動も含む研究
  • 運動だけで腎機能が改善するわけではなく、食事や生活習慣の影響も大きい

4.🏃 どんな運動が腎臓に良いのか?

おすすめの運動

有酸素運動(ウォーキング、サイクリング、軽いランニング)
筋トレ(レジスタンストレーニング)
35回、13060分の中強度運動

避けるべき運動

過度な高強度トレーニング(過剰な負荷で腎臓にストレスをかける可能性)
脱水を引き起こす激しい運動(腎血流の低下につながる)

特に 「有酸素運動+筋トレの組み合わせ」最も効果的 である可能性が示されています。


5.📝 まとめ

🔹 腎臓病になりやすい人の特徴

  • 糖尿病や高血圧の人
  • 塩分の多い食事をする人
  • 水分摂取が少ない人
  • 喫煙・飲酒をする人
  • 肥満の人
  • 遺伝的にリスクが高い人
  • 薬を頻繁に飲む人

🔹 腎臓病を防ぐための対策

  • バランスの良い食事(塩分を控え、野菜・果物を摂る)
  • 適度な運動(ウォーキングや筋トレ)
  • 十分な水分補給1.52Lを目安に)
  • 禁煙・節酒
  • 定期的な健康診断

🔹 運動と腎臓の関係

  • 運動は CKDリスクを低下 させる可能性あり
  • CKD患者でも 適度な運動が腎機能改善に寄与 する可能性
  • 有酸素+筋トレの組み合わせが最も効果的

🔹 腎臓ケアのために摂取すべき新素材「カラダシルク」

  • シルクの多孔質を残したまま水溶化に成功(特許製法)。アンモニア、コレステロールを吸着する特性を持ち無味無臭。
  • 体内の老廃物を吸着・排出することで、腎臓病予防と発症後の悪化防止に効果が期待できる。

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📌 参考文献

  • Physical activity and risk of chronic kidney disease: systematic review and meta-analysis of 12 cohort studies
  • The effect of exercise on vascular health in chronic kidney disease: a systematic review and meta-analysis
  • Effects of combined aerobic and resistance exercise on renal function in adult patients with chronic kidney disease: a systematic review and meta-analysis